JYPO会員、賛助会員、ご支援いただいている皆様、OB/OGの先生方平素よりお世話になっております。北海道大学病院精神科の宮野史也です。
7月11日に、Hokkaido JYPO online meeting2021 が無事に開催できましたことをご報告させていただきます。
当日参加者は途中参加退出を含め28名、北海道内外問わず、学生や研修医の先生方など、初参加の方も多くをおられました。
当日のプログラムは以下の通りでした。
・自己紹介
・JYPO・CADPの紹介
・森田療法入門(出利葉先生)
・精神科Q&A(宮野)
・懇親会
私、宮野自身、学生時代からJYPOイベントに参加しておりましたが、地域活性委員出利葉先生からのお誘いがあり、今回初めてイベント運営に携わらせていただきました。
近年のHokkaido JYPOは参加者が固定化されているという実情もあり、今回の企画では学生や研修医の先生方に広くさんかいただけるよう企画し、会員の裾野を広げるという目標を立てさせていただきました。
出利葉先生にご担当いただきました『森田療法入門』では、森田療法について入門向けにわかりやすく工夫がなされ、森田療法のことをほとんど知らない参加者にも好評をいただきました。
私、宮野が担当した『精神科Q&A』では、精神科志望者の初期研修についてJYPOから過去に発表された論文を引用しつつ、具体的に研修内容について考える内容としました。
それ以外にも事前に寄せられた質問への回答や、当日ご参加いただいた精神科医の先生方からも、初期研修に対するご意見をいただく機会を設けることができ、学生や研修医の先生方から、有意義であったという意見を多数いただきました。
オンラインでの開催は、相手の反応がわかりにくい等のやりづらさがある一方で、参加者のハードルを下げるというメリットも感じる機会となりました。
懇親会には関東、関西など、全国の先生にもご参加いただき、初参加の学生から熱心な質問が交わされるなど充実した時間となりました。
運営に携わっていた先生方、各プログラムを担当してくださった先生方、参加者の皆さまおよび日ごろより応援頂いている皆様に、この場を借りてお礼申し上げます。
北海道大学病院 精神科 宮野 史也
地域活性委員 札幌医科大学 神経精神医学講座 出利葉 健太