CADP(The Course for Academic Development of Psychiatrists)

CADP(The Course for Academic Development of Psychiatrists) 

The Course for Academic Development of Psychiatrists (CADP) は、JYPOにおける最大の国際的学術集会で、国内外から若手精神科医が一同に集まり、2泊3日の合宿形式で行われます。
プログラムは英語で進行され、参加者による口頭発表・ポスター発表、特別講師による講演、各セッションの座長業務、小グループに分かれてのワークショップ等のプログラムが用意されています。
特別講師として、Norman Sartorius先生(元世界精神医学会会長)をはじめ、精神医学領域における世界的にご高名な先生方をお招きし、先人の知恵が詰まった講演をいただいています。
日本では2002に第1回が開催され、以降毎年開催されています。2024年3月には第21回が開催されました。
(※COVID-19流行下はオンラインで代替イベント:JOIN Meetingを開催しました)

CADPに参加することで得られるもの

1.海外の精神科医との関係構築
アジアを中心とした世界各国から海外参加者を募っています。
会が進行するにつれて、参加者同士の絆は徐々に深まり、例年CADPが終了した後も多様な形での交流が継続しています。CADPで得たネットワークから、国内外の学会・シンポジウム企画、共同研究に発展することもあります。

2.キャリア形成への気づき
国内海外からの若手精神科医だけではなく、過去にCADPに参加したOB/OGの先生方にも例年アドバイザーとして参加いただいています。
また、普段はなかなか聞けないような、様々な分野で活躍されている特別講師陣の講義を聞くことができるのも、CADPの特徴の一つです。
多様な人々との出会いと対話は、キャリア形成への重要な気付きをもたらします。

3.アカデミックスキルの向上
口頭発表・ポスター発表、座長の経験をつむことができ、それらのフィードバックをもらうことができます。海外学会での発表のみならず、日本での学会発表でも使える有用なTIPSがたくさん得られます。

CADPでは参加回数に応じて、オーラルプレゼンテーションの発表者、ポスタープレゼンテーションの発表者、座長など役割が変わります。このため、繰り返し参加することによって、新たな発見が得られるでしょう。
また、CADPでは運営委員もあわせて募集しています。運営委員になると、準備段階から「どうすればより満足度が高くなるか」「どうすればより良い企画になるか」などについて、委員間で話し合い、自分達のCADPを作りあげます。これは、まるで学生時代に学園祭を作りあげる様な気持ちに似ています。(運営委員からの声もご覧ください)

よくあるご質問
Q. 参加条件はありますか?
A. JYPOのイベント初回参加時点で、医師免許取得後 12 年以内の若手医師であること、全日程の参加が可能であること、英語でのディスカッションに興味があることが条件です。
その他詳しい条件については、各回の募集要項をご参照ください。
Q. 英語で発表をしたことがないのですが、大丈夫でしょうか?
A. 英語でプレゼンテーションをしたことがない人も多く参加しています。英語能力に不安があっても、やってみたいという気持ちがあれば全く問題ありません。適宜運営委員がサポートいたします。
Q. CADPがどのような会か、詳しく知る方法はありますか?
A. 下の開催報告から、各回のCADP報告書をご覧ください。
過去の開催報告

◆CADP報告書(PDFが開きます)
NEW! 21st CADP 報告書 (2024年6月発行)
20th CADP 報告書 (2023年6月発行)
19th CADP 報告書 (2020年4月発行)
18th CADP 報告書 (2019年6月発行)
17th CADP 報告書 (2018年6月発行)
17th CADP booklet (2018年6月発行)

◆CADP参加者の声(PDFが開きます)
NEW! 21st CADP参加者
20th CADP参加者

 

(最終更新:2024年7月)


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