The 1st JYPO RETREATの開催報告

活動ブログ

JYPO会員、OB/OGの皆様、賛助会員の皆様

いつもお世話になっております。
2026年1月31日(土)〜2月1日(日)、京都大学医学部附属病院にて「The 1st JYPO RETREAT ~迷いをたのしむ~」を開催いたしました。

本企画は、若手精神科医が日常臨床やキャリア形成における課題を共有し、対話と学びを通してネットワークを広げることを目的に企画された新たな試みです。RETREATにはRetreat
for Early-career Training, Reflection, Empathy, Advancement, and
Team-buildingという意味が込められております。
京都大学精神科・村井俊哉先生のご厚意により、病棟セミナールームを会場としてお借りし、北は北海道旭川から南は福岡まで、全国より26名の先生方にお申し込みいただきました。また、7名の先生がJYPO会員ではなく、初めてのJYPO活動への参加でした

1日目は、JYPO理事長・宮野史也先生による開会挨拶ののち、アイスブレイクおよびグループワークを実施しました。
グループワークでは、近い年次のメンバーで個人の「迷い」を共有し合い、数年のキャリア差によっても感じ方や課題が異なることを実感しました。特技や「好きなこと」にまつわる迷いなど、多彩なテーマが挙がり、自身を見つめ直すきっかけにもなりました。

また、村井俊哉先生のご講演では、「生成AIなどで思考が外在化されていく時代には、精神疾患のあり方も変化していく」とのお話があり、精神科医としてのこれからを考えさせられる内容でした。
続く、名古屋大学の片岡裕貴先生による生成AIに関するハンズオンセミナーでは、「明日から使える」実践的な生成AIの活用法を学び、臨床疑問の整理に役立つ具体的なヒントを多数ご紹介いただきました。

懇親会では、村井先生にもご参加いただき、世代や地域を超えた交流が行われ、熱意に満ちた意見交換が続きました。

2日目は、大矢希先生(京都第二赤十字病院)・山口泰成先生(やまぐちメンタルクリニック奈良真美ケ丘)によるキャリア講演から始まりました。
お二人のご経験を交えたお話は非常に魅力的で、アンケートでも「もっと話を聞きたかった」との声が多く寄せられました。

続いてのグループワークでは、世代を超えた5グループに分かれ、「『迷い』を解消するJYPOのプロジェクト企画」をテーマに活発な議論が行われました。
次回以降のJYPO交流会で実施できそうな具体的なグループワーク案から、新たなLINE
WORKSの活用提案まで、和やかな雰囲気の中でもすぐにJYPOの運営に反映できるような鋭い意見交換が行われました。

今回のRETREATは、若手精神科医同士が「キャリア・臨床・AI活用」という多様なテーマを通じてつながりを深める貴重な機会となりました。
今後も継続的な開催を検討し、学びと交流の場をさらに広げてまいりたいと考えております。
今回の企画にあたりご協力いただいたJYPO
OB/OGの先生方ならびに現役会員の皆様には改めて感謝申し上げます。またJYPO事務局の横山様には初日に京都まで駆けつけていただきました。併せて御礼申し上げます。

今後とも、JYPOの活動へのご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

独立行政法人国立病院機構帯広病院
精神科 新福伸久

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